人気ブログランキング |

2010年 10月 26日 ( 1 )

続・グリグリの科学

Slaveなアイロンも明日まで! 今週末は最後の小川に行くぞ!!!
その前に登りに行ってないときのギアねた第2弾ですよ〜

前回に引き続きオウンリスクを理解できる人のみ読んでください。
わたしゃ何の責任も取りませんからね〜

この前書いたグリグリネタに良いコメントが大量に付いておりますが
RSSで読んでる人は見れないんですよね〜 
見たい人はブログページにお越しください、お勧めですよ(笑)

でも一番重要な所だけは本文に掲載させていただきましょう。
climbworksさんさんにコメントしていただいた
右手人差し指でシェルは持たず、
親指だけでカムの持ち上がりを抑える方法。
c0173794_13444591.jpg

文章だけを見た感想はグリグリが安定しないから難しそう・・・と
思ったけど実際にやってみると非常に好印象でした。

右手をロープから放す必要もないし
左手で上手くクライマー側のロープを操作すれば
全く問題なく繰り出しができます!

ただロープが一度ロックしちゃったときに
親指だけでカム解除できるかは不明・・・
これがちゃんとできるようならかなり有望ですね♪

岩場でちゃんとテストしたい物ですね〜
ビレイテストのクライマーは誰が良いかな〜 ( ̄∀ ̄メ)ヒヒヒヒヒ

その他前回書ききれなかったグリグリの豆知識

・ロワーダウン
c0173794_13501257.jpg

c0173794_13501523.jpg

説明書には写真のようにロープをくるっと回すと書いてあります。
この方法だとロープもキンクせずに抵抗も適度について
ロアーダウンが非常にしやすいのですが・・・


岩場で見ると真横に出している人も多々います。
c0173794_1350029.jpg
こんな感じでロープを真横からだしてロアーダウンすると
ロープが激しくキンクします。

ATCを使ってる人も同じ原理でロープの入りに対して
曲がった方向で制動をかけるとキンクします。

キンクしたロープは危険だし使いにくいのでやめましょうね〜


・禁断の流し技

グリグリは流せないという噂が多いのですが
実際には左手のロープを強めに握ると流せます。

これは説明書には「ロックが効かなくなるのでNG」とあるのですが
流す=ロックさせないだからある意味正解なんですよね(笑)

太いロープの時には特に有効で
「ガツン」と止まることが無くなって衝撃荷重が減ります。

もちろん右手を放さないことが大前提で
右手の動きから考えると50cm〜1mくらい流れるようです(たぶんね)

当然ですがこの技術は手袋の使用を前提としています。

この方法は書くかどうか悩んだんだけど
安全か危険かをそれぞれ読んだ人が判断して
実際に行うか決めればよいかと思って書きました。

ビレイポイントに安全に動けるスペースがあるならば
体を浮かせたり移動してショックを吸収する方が確実です。

これらの判断に不安がある人は使うべき技術ではありません。


c0173794_1447296.jpg


アイロンの本音

グリグリのメリットって言うと
心臓発作や落石みたいにやばい物から
チョークとか砂とかが目に入ってしまう程度の所まで
ビレイヤーにアクシデントがあったときにもグリグリは非常に有効だと思います。

でも、それよりも重要だと思う部分があって、、、
本質的な部分でビレイする時って自分の本気トライの合間にするわけだから
ずっと気を張ってるのは現実的ではない気がするんですよね〜

一瞬の気のゆるみで・・・なんてよく言うけど
人間ひたすら張り詰めた状態を維持できないわけですよ(笑)

核心部では集中するけどそれ以外では(良い意味で)手も気も抜く。
右手さえ放さなければクライマーが想定外の不意落ちをしても
フォローアップはできるわけだし。

そう言う意味でグリグリはビレイデバイス自体が
ビレイヤーのフォローしてくれるから安全性が高いと思うんですよね。

去年城ヶ崎(ファミリー)であったグランドフォールとか
クライマーがセルフ取ったらビレイヤーも休むってのが正解だと思います。

ただし安全面を考えたらビレイ側ロープを結んでおくとか
ちょっとした工夫は必要ですよね。

グリグリでもロックが効いた状態で手を放したい場合は
末端側を結べば安全に手を放すことができます。

こういう情報が全く出てこない状況で
根性論的に「集中してビレイを・・・」と言うだけでは
全体として安全な方向に行かない気がします。

我々クライマーは登りに行ってるのであって
ビレイしに行ってるわけではないから。

逆に言うと登る側もビレイヤーの集中力が切れる前に
壁から離れるようにしないといけないんでしょうね。

命を託している人がその任を放棄したくなるような時間
登り続けてはいけないと言うことでしょう。


グチャグチャ色々書いちゃったけど
みんな安全に楽しく登れると良いですよね〜♪
by kunkung | 2010-10-26 15:21 | クライミング・ギア | Trackback | Comments(13)