ビレイの科学

今日は危険ルートネタの続きで安全を考えたビレイネタ〜
無事故はクライマー共通の願いだと思うけど
実際に願っているだけで行動しないと何も始まらないからね♪

この辺りも絡んてくるから興味があれば読んでね♪

そもそも論的にビレイって安全に墜落を止めることが大事です。
じゃ反対に危険て何さ?って話になるんだけど
そこをちゃんと理解出来てる人が少ない気がします。

クライミングにおける危険とはクライマー(ビレイヤー)が
事故や怪我など良からぬ事が起きる可能性がある状態をと考えるのが普通だと思います。

正確なことはググるなり辞書調べるなりしてもらいたいのですが
要するに安全とか危険ってのは可能性の問題で確率論だということを理解しましょう。

危ないことをしたからといって絶対に事故などを起こすわけではなく
逆に絶対安全なビレイの仕方なんてのもありません←これ重要

オールドクライマーの中では「俺はこのやり方で無事故!」とか
「こんな事が起きたらお前の安全策は無意味」とか主張する人もいますが
そういう人はハイハイと言って改心するまでスルーましょう。

安全に気を使う私達は与えられた条件の中でより良い選択をし続ける事で
事故になる確率を限りなく低くしていくことが重要なのです。

じゃ具体的にどんなビレイが良いのさって話になってくるんだけど
私のブログでは危険要因とできることを分けながら考えていきたいと思います。
(長くなる予感w)

※ビレイに際して手袋をするとかヘルメット被るとか壁から離れないとか
アタリマエのことは書かないから興味がある人は過去日記見るなり
ググるなりして調べてください。


ではクライマーに危険(良くないことが起きる可能性)がある場合。
ビレイヤーは何を出来るのかというところから考えていきましょう。

まずは具体的な危険の想定から

・ランナウトして落ちる
・ロープが足に絡んでる
・プロテクションセットがちゃんとできていない(逆クリップやボルト不具合、カムが微妙etc)
・振られ落ちする可能性がある場所で落ちる(ハングやトラバース)
・ロープが流れない
・ロープの長さが足りなくてロアーダウンできない
・落石を受ける、ホールドが剥がれる

代表的な危険はこんな感じでしょうか。

ロアーダウンでのロープの継ぎ足しはこの辺りを見てもらって
実際にクライマーが登っている時にビレイヤーが出来る事は5つだけです。

1.声をかける 
2.出だし付近ならビレイ位置を変更する・スポットする
3.最短で止める
4.流す
5.落とす

1と2はフォール前に行うことで3〜5はフォールしてからの対応です。
どれも登ってる間にどのようなことが起きるかの想定が出来ないと出来ません。

ビレイヤーができることって意外と少ないんですよね!

つづく







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Commented by seeyou44 at 2015-05-25 20:32
ビレイヤーが不可抗力でビレイできなくなる場合(落石があたって気絶、スズメバチに刺されて悶絶、野生動物に襲われる、突然の心臓発作、など)があることを考慮すると、ビレイデバイスとして、グリグリなどの、ロック機能つきのものを選ぶことも、非常に重要ではないでしょうか。
Commented by アイロン at 2015-05-27 18:47 x
seeyou44さん
そうですよね、私もグリグリ推奨派です!
今までのブログでも何回か書いてきましたが今見返すとかなり昔ですね(^.^;
最近私のブログを読み始めた人のためにももう一度グリグリに付いて書きます♪
グレードのブログも含め参考意見ありがとうございます!
Commented by you(動物写真家) at 2015-06-09 13:35 x
時々登っている人のビレーで最近あったことです。ビレーデバイスはATCです。
その人は逆光で眩しいいので、手で庇を作るために片手だけでビレー。始めは後ろから見ていたのでわかりませんでした。しばらくして横からみたら、なんとグリップビレーをしていました(^_^;)
ビレーヤーはアルパインやフリーで長いキャリアがある人です。
グリップビレーはATCでやってはいけないビレーの一つです。ATCがどういう原理で墜落を止めるか、その人は理解できていないのです。片手をロープから離すのなら、クライマー側のロープでしょう。私はがっかりしました。
私は過去にATCタイプで二回グランドフォールを目撃しました。ビレーヤーが手を離していなければ、原因はグリップビレーか、ビレーの手をATCより上側にして、フォールしても手をATCより下げなかったことでしょう。

私はブレーキアシストビレーデバイスで、繰り出しにくいときだけATCタイプをつかうだけです。
繰り出ししにくいロープで問題(緩めにしていてグランドやスムーズにオープが繰り出されなくてクリップ失敗)が起きても、それはロープオーナー側の責任です。
Commented by アイロン at 2015-06-10 17:37 x
youさん
グリップビレイですか、まだいるんですね〜(^_^;)
ブレーキアシストタイプのデバイスで繰り出ししにくい時にATCといいますが、グリグリ2でで駄目ならATCでも駄目ってくらいグリグリ2は使いやすくなってますよ♪ 
あと繰り出しにくいロープでロープが来ないのはオーナーの責任なのは同意しますが、緩めにしてグランドするのはビレイヤーの責任でしょう。ビレイヤーはフォールしたクライマーを止めるのが第一目的で繰り出しを優先するのはおかしいですよね・・・
Commented by you(動物写真家) at 2015-06-18 18:54 x
久しぶりにジムで遭遇したあの人は、なんと私より18キロも重くなっていました。
私はジムに他の人と登るために来ていました。合間にビレーして欲しいと。
制動力が高い順は、ATCガイド>>ATCXP>>ATCです。ATCは制動力が少なく、
ロープが繰り出しやすいビレーデバイスです。使い古したロープにはATCしか合いません。

彼のロープは一見12ミリくらいに見えました。しなやかさがなくなって、
ジムで設置されているトップロープ用みたいでした。

彼とは体重差があるので、私は壁際で超タイトビレーしていました。
4本目にクリップしょうとして、手繰り墜ちしました。
私は操作しにくいロープで必死に繰り出して、結果は飛び蹴りをもらいました(-_-;)
90キロ近い体重を甘くみていました。
しかし、それで被災するなら、「壁際から適度に離れて、普通のビレーにするぞ」言いました。
ロープの弛みは1/2クリップ分くらい。十分な優良ビレーでしょう。
その日だけはビレーしましたが、以後彼のビレーはお断りしました。
昔この人はマットに寝転んで私をビレーして、眠ってしまった人です。
彼に去年久しぶりにビレーしてもらいました。目撃者情報によると、立ってビレーしていたのに、
いつのまにか座り込んで眠っていたとのこと。(TOT)
教訓:君子危うきに近寄らずです。
Commented by アイロン at 2015-06-20 20:47 x
youさん
君子危うきにちかよらず。。。よく分かります(^_^;)
パートナー選びからクライミングは始まりますよね。
by kunkung | 2015-05-20 21:37 | クライミング | Trackback | Comments(6)