フィストジャムの科学

ちょっと間が開いたけど再びジャミングの科学の時間です。
今回のお題はフィストジャム。

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私はフィストジャムに関しては3つの方法に分けて考えています。
まずは手首付近のボトミング、そして握りこみによるジャム、
最後が指の第三関節のボトミングです。
今回はこれを一つづつ説明していきましょう。


1.手首付近のボトミング
これは簡単で手首から指先方向に広がっている部分(赤)を
岩のスロット状の部分に引っ掛けてあげるジャムです。
まさに上の写真みたいな感じ! 決まれば殆ど力いらずです。
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これをフィストに入れていいのか疑問なのですが
手の形は握りこんでるからフィストでいいでしょうw

大体の場合親指側は骨が小指側は小指球筋が岩に当たります。
硬くて痛みの出やすい親指側が上手くフィットする場所を探すのがポイントです。
小指側は筋肉で多少の融通がくからね〜



2.握りこみによるジャム

これが一番オーソドックスなフィストジャムです。
ゲンコツを握りこむと多少幅が広がるのですが
その広がる力でジャミングを決めます。

理屈は簡単、でもやり続けるのはなかなかの力が必要です。
岩の凸凹を見つけて人差し指の第三関節部分をうまく凸凹に引っ掛けたり
逆に小指球筋を凹みにハメたりと工夫しながら登ると力をセーブしやすいです。
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人差し指の第三関節から手首にかけての部分(青の点線)を
岩に押し付けられると摩擦が増えて楽になるけど
このあたりは岩の形状と手のサイズに依存するから必ずは難しいよね。

あと私は疲れたら前腕の筋肉でジャムしてますね。
これは意外と楽ちんでオススメです♪




3.指の第三関節のボトミング

痛いのきました〜! の関節ジャム。
フィストだとちょっと狭い時に有効なんだけど・・・
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フィストの最小幅って親指の当たりを想像する人も多いんだけど
実は指の第三関節あたり(緑の部分)が一番広いんです。

具体的に手のワキ部分を押してみるとわかるけど緑以外の部分は
押されるとそれにともなって凹みますが緑の部分は凹みません。

だから幅の狭いフィストジャムは第三関節さえ入ってしまえば
あとは手を押し込んでフィストをきめることができるんですね〜

凸凹が多い岩で上手く関節をフィットさせてあげると
支持力も出てかなり有効なテクニックになります。

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第三関節を入れるときはこんな感じで親指と小指をくっつけて
なるべく幅を狭めてクラックにつっこんで手を握ります。

でもその状態から拳を握りこむのが痛いです、え〜痛いです。

ワイドハンドで何とかなるならソッチのほうが良いのですが
こっちも痛いからナヤミドコロ・・・・(^_^;)





+αで親指を脇に添えるパターン

オフフィストの場合によくやりますが私の場合は殆ど前腕ジャムで代用しています。
ただしクラックの奥行きがない場合や逆にフレアしてたりして
クラックの奥にジャムを決めなきゃいけない時とかは使います。

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きまりが悪いし痛いし・・・これもできれば使いたくありませんね〜



長くなったから続きは明日w




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by kunkung | 2015-04-13 21:34 | クライミング | Trackback | Comments(0)