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アックス振り研究記

この前の岩根山荘で偶然にもまり。さんとご一緒できたので振り観察&研究記を♪
まり。さんの振りも美しかった\(^o^)/どうも私はアックスが氷に刺さった時の動き
特にブレずにピッタっと止まる様な動きに美しさを感じるようです。

人間の感覚って理由を求めると難しいよね〜
理屈じゃないんだけどそれを言葉に置き換えていく行為が
次回悩んだ時のヒントになるんでしょう。

そんなこんなでまり。さんのアックス振りの分解写真
アックス振り研究記_c0173794_16072556.jpg
今回はパートパートで色分けしてみました。

・赤の部分は肩を使って振っている所
アックスの回転軸がずれていてピックが進行方向に対して上を向いてます。

・緑の部分は肘を使って振っている所
前回の日記でも書きましたがノミックの場合、手首を使わず
肘を支点にアックスを振るとピックは綺麗な円弧を描きます。

・青の部分は手首のスナップが入ってる所
手首にも回転軸ができることでピックが進行方向に対して下を向きます。


ではまり。さの動きをもうちょっと詳しく分解してみましょう♪

初動は肩を使っていますが筋肉的には後背筋を使っているみたいです。
これのメリットは初動の大きな力が必要なところで
大きな筋肉を使うことで疲労が抑えられるところでしょうか。
デメリットはピック先端から遠い関節を動かすからコントロールが難しくなりそう。

ある程度スピードが乗ってきたら肘の動きがメインになるのですが
この時に(写真だとわかりにくいのですが)肩の動きがピタリと止まって
肘から先を放り投げるような動きになっています。

肩で動きを付けられたアックスが「つんのめる」様な形で加速して
さらに手首の返しが入り氷に刺さっています。

物理的に考えると円運動の回転半径を狭めることで
加速させるのはすんごく合理的なんだけど
現実的にやろうとするとコントロール難しくないの?

ソフトボールのピッチャーも同じような方法で投げてるから
慣れればかなりのところまで行くのでしょうか???

う〜ん、、、せっかく動きを分解してみたけど
あまりにもテクニカル過ぎて真似する気にならない(^_^;)


ちなみに私のアックス振り@2/28の分解写真。
アックス振り研究記_c0173794_16530893.jpg
肩で動かしてる時間が長くて手首を使ってる時間が少ないのが分かります。
そしてアックスの重なりが大きい=スピードが無い。
更に言うとコントロールをつけるために振り自体が小さい・・・

う〜んどこから手を付けるのが正解なんだろう???
まずは王道に戻って肩を動かさずに
肘メインで動かす意識でやってみるのが正解なのかな?

アイス時期が終わっちゃったから来シーズンの課題かな〜w










by kunkung | 2015-03-12 22:05 | アイスクライミング | Trackback | Comments(0)