フットジャムの科学 3

長々とあいてしまいましたが久しぶりにフットジャムの科学、
どこまで書いたか自分でも忘れちゃってますw

前回までで底屈と足首のしなりを使って足先を90°内反させて
クラック沿い(進行方向)に膝を持ってくる話をしました。

フットジャムをしっかりと進行方向に伝えるためには
足首〜膝〜腰〜上半身と進行方向に揃えるのが一番効率が良いのです。
これはフェイスクライミングでも同じでしょ?

では理屈ばかりでなく具体例を見てみましょう。
お手本はひらひらさんです、勝手に失礼w

c0173794_1443367.jpg

ワンダホーなフットジャムを決めてレスト@ターゲット
安定してて足元に階段が見えるようですw

よくみるとここでのカテゴリ分けがCでは無くBのサイズになるのですが
足使いは同じなのでそのままスルーして説明しちゃいます。

同じ場面を横から見たところ、カブってますね。
c0173794_1443829.jpg

横から見ても膝がピタリと壁に沿ってます、
この状態であれば体重のほとんどはフットジャムで支えられています。

理想的な見本を見たところで自分の能力をおさらいをしましょう。

・柔軟性
ハンドサイズのクラックに足を突っ込んで
どのくらい底屈すれば膝が真っ直ぐ伸びるかを知りましょう。
それが貴方に必要な底屈量です。

足首が柔らかい人ほど必要な底屈量は減ります→かかとが下がり気味でも大丈夫。


・筋力
フェイスでスタンスを踏むのと違って足を捻りながら体重を支える
フットジャムの動きは一般生活に出てくることはまずありません。

底屈で股関節に逃がしたネジレを内転筋などで支えてる事になるので
このあたりの筋力が足りないとフットジャムが安定しません。

ちなみに私がクラックにはまり始めて筋肉痛になったのは
内転筋、長内転筋とか薄筋のあたりでした。
筋肉痛になったらゆっくりとストレッチをしてほぐしましょう♪


では実際にジャムを決めてみましょう。
ここまで来れば後は簡単ですよ〜

必要な底屈量が確保できる角度で足を突っ込む→立ち上がる
あ〜簡単w でももうちょっと詳しく説明してみましょう。

私が昔カサブランカを何回も登って練習していた頃のトレーニング法です。

1.足を入れる
2.膝の外側をクラックのヘリに引っ掛ける
3.その状態で立ち上がる
4.1に戻る

誰に教えてもらったわけでもなく独自にこの方法に行き着いたのですが
いま思い直すと非常に効率的にムーブを覚える練習だったと思います。

ポイントは膝の外側をクラックの縁に引っ掛けるところです。
足入れが雑だと膝がクラックに届かなかったり一歩が小さくなったりします。

程よい足の角度でジャムを決めたら膝を引っ掛けます。
本来であれば内転筋でその位置に膝をキープするべきなのですが
足りない筋力を岩の形状でサポートしてあげることになります。

理想的な位置に膝をセットして登ることでムーブを確定して
正しい動きで使う必要最小限の筋肉を付けることが出来ました。


でもこの方法、すべての人にこの方法が使えるかわからないし
そもそもカサブランカみたいにフレアしたハンドクラックなんて
他に余り見かけないから参考程度でねw


続く
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Commented by のたぞう at 2012-03-15 11:58 x
フットジャムをバシバシ決めれるようになりたいです。しかし、この傾斜でレストしてるなんてステキすぎます。
Commented at 2012-03-16 19:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by アイロン at 2012-03-18 22:56 x
のたぞうさん
フットジャムは慣れです、これからのシーズンは小川とか瑞牆で
バンバン練習すればあっという間に上手くなりますよ♪
Commented by michi at 2014-07-23 09:13 x
ironさん、小川山では色々とありがとうございました。
iron日記読んで、勉強します。
Commented by アイロン at 2014-07-24 21:22 x
michiさん
こちらこそ色々有り難うございました。
レイバックのRPもおめでとうございます、
また機会があるときにご一緒しましょう♪
by kunkung | 2012-03-14 18:00 | クライミング | Trackback | Comments(5)